事務所や自宅にFAXを送りつけて融資営業を行っている「ICサポート」は中小企業を狙った闇金詐欺業者であることがわかりました。
正規金融業者のふりをしているだけで、実際には貸金業登録を行っていない無登録の違法業者です。
本来、貸金業を営むには本社所在地を管轄する財務局長または都道府県知事からの許可を得て、貸金業登録をすることが義務付けられています。
登録業者の情報は金融庁が公開しているサイトを使って「会社名」や「電話番号」から検索をして確認することができます。
しかし「ICサポート」で検索をしても登録された貸金業者は出てきません。電話番号の「05035757660」でも検索をしましたが、この番号を貸金業登録している業者は出てきません。
金融会社に成りすましている違法金融の闇金確定です。
無登録の業者、無登録の電話番号で貸金業を営むのは法律違反です。
- 闇金業者名
- 株式会社ICサポート
- 電話番号
- 05035757660/050-3575-7660
そもそも会社そのものが存在しません。
会社名だけを変更したり、電話番号だけを変更したりを繰り返して営業していますが、どちらが変更されていても闇金には変わりありません。
闇金ICサポートに申し込んでしまった場合
もし「05035757660のICサポート」が成りすましの闇金融業者と知らずに間違って【名前・生年月日・住所・電話番号・会社情報】等の個人情報を教えてしまい、関りを持ってしまった場合、今すぐに闇金に強い司法書士に無料相談するしかありません。
個人情報を送ってしまっていたり、電話で教えてしまった状態で放っておくのは危険です。被害に巻き込まれる前に司法書士に相談しておきましょう。
既に、嫌がらせ行為や違法な取り立て行為の被害に遭っている場合は尚更、相談してください。
無料相談では闇金への対応や、司法書士の先生への依頼タイミングなど無料で丁寧に教えてくれます。
家族や職場にもバレずに闇金問題を解決するには早期相談、早期解決するしかありません。
警察に相談する場合は「警察に相談しただろ!?」と逆上して被害が拡大することもよくあるので気をつけてください。何よりも警察は「被害未然だから」「民事事件だから民事不介入」等の理由で被害届が受理されない場合がほとんどです。肉体的な被害がない限り警察はなかなか動いてくれません。
また、闇金問題に不慣れな弁護士や司法書士事務所だと交渉が決裂して被害が拡大することもあるので注意してください。そもそも債務整理の受け付けはしていても闇金問題は自身への被害を恐れて受け付けていない事務所がほとんどです。
闇金からの被害例
このICサポートが使う手口として報告されているのは「融資保証金詐欺」です。保証会社への支払い名目で希望融資額の数パーセントなどを先払いでお金を要求してきます。
支払に応じても融資をしてくれることはありません。
融資保証詐欺の手口を使う、大抵の詐欺業者が使っている振込口座が個人口座です。この株式会社ICサポート以外の業者でも個人口座への振込指示をされた場合、疑ってください。
また、申込後に融資を断ると「キャンセル費がかかる」や「審査料を払え!」などの言いがかりをつけてお金を請求してきます。会社にまで電話を掛けてきて「早く払え!」などとしつこく電話をしてきます。たくさんの番号から一斉に嫌がらせの電話を掛けてきて社内全体で闇金対応に追われることになります。
取引先への電話や、会社や自宅に大量の出前や霊柩車、救急車や消防車などを呼びつける悪質な嫌がらせ行為も闇金の常套手段です。
闇金融業者がお金を貸してくれて、取り立ても厳しくない、返済もちゃんとさせてくれるなんてのは映画やドラマの世界で現実世界ではありえません。
こうした闇金は、正規の貸金業登録をしている貸金業者の商号や登録番号を完全コピーしたり、銀行やカードローンなど金融商品の名前を使った屋号を悪用して、奇麗なホームページと丁寧な電話対応で信用させて騙そうとしています。
お金を借りる時には「05035757660のICサポート」という違法金融業者ではなく、法定金利で貸してくれる正規登録されていて安心できる優良消費者金融へ融資依頼をしましょう。
こちらは全国の中小企業にも優しいビジネスローン会社です。
貸金業登録もしている正規業者なので安心して申し込むことができますよ。